2019/04

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前回(ヨンヌオ50mm)、前々回(SIGMA30mmF1.4DN|C)と「なんとかLoxiaを買わずに済ませよう」と試行錯誤していたのだが結局Loxia 2/50を買ってしまった。典型的なレンズ沼の沈み方をしている。今回はレビューというより感想記事で、結論から言うと「さっさと買えばよかった」。誇張なく今まで使った標準レンズのなかでベストだと思う。ていうか、いままでどんなレンズ使ってたっけ? 換算45〜55mmだと

 

SIGMA 30mm F1.4 Art

SIGMA 30mm F1.4 DC DN | C

SIGMA 50mm F1.4 Art

SEL50F18F

SEL55F18Z

Carl Zeiss Ultron 50mm f1.8

SMC TAKUMAR 55mmF1.8

MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

YONGNUO YN50mm F1.8

 

標準レンズフェチなのか単に安いから買いあさってしまったのか、結果的に色々と触ってる感じだ。ズームレンズも含めていいなら18-35mmF1.8や17-50mm F2.8 EX DC OS HSMも単焦点並の性能だったし、コンパクトカメラも含めてならDP2の30mmもあるけど、Loxia 2/50はその中のどのレンズよりも良い。SEL50F14Z? うーん使ったことないからわからん。

 

 

 

 

ここに挙げてるのはどれも大した作例ではなくて、日陰に差し込む直射日光というただそれだけの絵なんだけど、これを普通に撮るとどれだけ破綻しやすいか、写真を少しでもやったことがある人ならわかってもらえると思う。シャドーは色吹っ飛ぶし、白トビ・黒潰れのオンパレード、色収差は山ほど出てくるわけでまともな絵になったためしがない。Loxia 2/50とα7Sの組み合わせはこれに耐えてくれる。しかもこれ、jpeg!

 

 

 

 

 

 

 

いちばん感動したのがこのカットで、難しいペンキ塗りの鳥居の赤色がjpegで完璧に再現されていた。ソニー機はとにかく色がむちゃくちゃになりやすくて、油断するとすぐシアンに転ぶし、色収差はほったらかしだし、現像する時いつも困るのだが(メーカーもたぶん現像前提で作っているのだろうが)、Loxiaはまったくいじる必要がない。シャープネスも四隅まで充分で、絞り開放から絞り込んでも被写界深度以外の描写がまったく変化しない。これには本当に驚いた。描写は典型的なプラナーのそれで、非球面すら使っていないダブルガウスらしいけど、それにしては写りが良すぎる。何か補正レンズ挟んでるんじゃないの? 信じられない。これが現代の加工技術か。

 

α7R2との組み合わせも試してみたが、シャープネスは42mpでも充分なくらいある。ただ色収差が強調されやすいみたいで若干色味が転ぶような感じがする。12mpのα7Sか24mpのα7シリーズがオススメ。55mmZAも素晴らしかったが、Loxia 2/50はさらに素晴らしい。完璧に最も近いレンズだ。