2019/11

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最近、訳あって(というか、単に金銭的な理由のため)カメラ機材の大部分を売却した。漫画の作画資料を撮影できるくらいのシステムだけは残したのだが、その残したうちの中にSuper wide-heliar 15mm f4.5がある。残した理由は見積価格が二束三文だったのと室内撮影用に使えそうだったから。バカでかい超広角レンズを古民家とかに持って行くと結構ヒかれるのでこの小型感はちょうどいい。見た目もカッコいいし。

 

SWHはフルサイズ対応の小型超広角レンズだ。ライカL用の儀拭M(VM)用の況拭▲愁法Eに最適化された祁燭あり、これは一番安い初期型だ。小さい、安い、よく写ると素晴らしいレンズなのだが、フィルム時代のレンズなのでいかんせんテレセン性を考慮しておらず、初期型をミラーレスにつけると周辺減光や周辺のカラーキャスト(マゼンタの色かぶり)が発生する。自分はどうせ作画資料用=モノクロでしか使わないので気にしていなかったのだが、ふとソニーαにはレンズ補正アプリがあることを思い出し、テストしてみることにした。

 

レンズ補正設定は

Peripheral Shading +16/-3/+5

ディストーションとかは特に設定なし。

シャドーとハイライトを自動的に操作してくれるダイナミックレンジオプティマイザー(DRO)との併用例も見せるので参考まで。

 

α7R2+Super wide-heliar 15mm f4.5   F11 レンズ補正あり+DRO.Lv5

 

α7R2+Super wide-heliar 15mm f4.5 F11 レンズ補正なし+DRO.Lv5

 

α7R2+Super wide-heliar 15mm f4.5 F11 レンズ補正あり+DRO.OFF

 

α7R2+Super wide-heliar 15mm f4.5 F11 レンズ補正なし+DRO.OFF

 

すべてjpeg。

レンズ補正のおかげで周辺減光はかなりマシになっている。色も補正かけているはずなのだがそんなに変わってない。なんとなく、若干マゼンタ感が減って安定しているような気がする。素の状態でも絵画的で写真としては悪くないが、高いコントラストのせいもあってどうしてもドラマチックになりすぎてしまうので、レンズ補正と併用したほうが色々と使いやすいと思う。

 

祁燭SWHを以前使っていたことがある。そちらはレンズ構成枚数を増やしてカラーキャストや色収差などを徹底的に抑え込んだ(代わりに若干重くなった)タイプでEマウント用電子接点つきだった。体感比較だが、初期型と祁燭任論議床莠遡未蚤膾垢呂覆ぁ初期型でもシャープネスは高いし、ディストーションはないし、色収差は結局現像1発で消せるし。初期型のカラーキャストは確かに感じるが、どうせ祁燭任皀轡礇鼻嫉ち上げると周辺色被り起こすので。

 

 

 

エグいゴーストが出ている(右下…) 逆光耐性はさすがに祁燭犯罎戮襪泙任發覆ぁD狭角なので難しいけど、野外で使う時は順光で。

 

 

 

ディストーションはほぼ無し。

 

 

 

実用充分。オールドレンズとはいえ1999年発売なのでまだまだ現役だ。ただ像面湾曲によるピント面のゆがみがあるので、ピント合わせには注意したい。画面の中でいちばん近いものに(中央と端に同じくらいの距離のものがあれば端を優先して)ピントを合わせて、キリキリと絞り込めば大抵被写界深度内には入る。


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